Panzer vor! 15年末 北海道・東北旅行 1

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僕は毎度のごとく青春18きっぷで富山まで帰省しているのだが、

往復分を使うと必然的に3回分が余ってしまうのがネックだった。

 

そこで、余った分の消化を口実に全国津々浦々、

3日分楽しませてもらっていた。今回もそのはずであった。

夏は西に行ったから今回はそうだ、北に行こう。

ながらに乗って銀山温泉・山寺・牛タンを堪能して帰ろうか、と考えていた。

 

しかし東北は長距離移動が続き、とてもじゃないが大阪発で3日で回れるものではない。

寄りたいところに寄ると5日くらいは見たほうが良い。

むむむ……困ったぞ………

 

うーん。

 

熟考の末、ある考えにたどり着いた。

アレを使うか。

 

 その名も「北海道・東日本パス」。誰が呼んだか北東パス

界隈では有名である。

 

青春18切符と同じく普通列車に乗り放題、

しかも青春18切符が5日分11850円なのに対し

北東パスは7日分10290円。使用地域は北海道と東日本のみの地域強化版である。

 

ただ青春18きっぷは5日分を、間をあけて使用したり大人数で使用したりできるが、

北東パスは1枚の切符では1人のみ、しかも連続した7日間でしか使えない。

ほかにも色々違いがあるけれどここでは省略(笑)

 

つまり、北東パス(7日分)+青春18切符(3日分)の9泊10日を敢行してやろうと思ったのだ。

最近長旅から離れていたので、体が長旅を求めていたのと

来春の北海道新幹線開業で色々変わってしまう北海道を

この目に留めておきたかったこともある。

 

10時打ちを3回成し遂げ、乗りたかった夜行も無事抑えることに成功。

年末のクソ忙しい時期の10日間しか抑えられなかったので、この10日のために必死に卒業論文を書き(終わらなかった)、友人からの忘年会の誘いを泣く泣く断り、まあクリスマスには元々予定なんて無いから何もしなくても予定が空いてて楽だったけどちょっと虚しくなった。

 

閑話休題

 

21日の朝6時、僕は大阪駅の京都線ホームに立っていた。

前日はサークルの集まりがあり、

それからの飲み会で飲むだけ飲んだ後の徹夜明けなのでコンディションは最悪である。

大きなザックを持ち上げヨロヨロと米原行きの新快速に乗り込んだ。

 

東海道線は日本を代表する幹線だけあって混んでいる。

この日もそうで、京都までは立席多数。大津あたりから余裕が出てくる。

米原から名古屋方面は12両から3両に車両が減るために"米原ダッシュ"という座席争奪戦が繰り広げられるが、

接続にゆとりがあったためか余裕で座れた。

名古屋、豊橋、浜松、静岡と淡々と景色が流れていく。

爆睡していたので殆ど見てなかったけど(笑)

浜松には五味八珍の餃子、静岡にはさわやかのハンバーグと

久々に食べたいものがあったけれどスルーして先を急ぐ。用事があるのだ。

 

長い長いロングシート区間を終えるといよいよJR東日本管内。

LED駅名標と自動放送が新鮮である。

熱海からは茅ヶ崎で乗り換え、八王子に着く。

 

ちょっとだけ時間があるので武蔵野線-拝島-青梅線-で立川へ。

ついたー!!

 

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ガールズアンドパンツァー劇場版極上爆音

 

 この映画のために東京を通ったと言っても過言ではない。

 

梅田ブルク、鳳東宝に続いて3回目の鑑賞

見てきた感想など「ああ^~」ぐらいしか発することができないので割愛する。

本当に救済というか、癒しとスリルが上手く調合された映画で、猜疑心で虎になった李徴が大洗の地に女子高生として第三の人生を歩むことすら許されそうな程に慈悲深いものです。袁傪も「その声は、我が友、秋山殿ではないか?」とか言っちゃうの。

ガルパンはいいぞ

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真冬にヘソ出しサンタコスとか正気か

 

 

この後東京駅へ行ってインクが濃いとウワサのMV5機で北東パス発券。

 

 

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ウワサ通りの特濃でニンマリする。

 

このあと、昼食ってないし飯でも行くか~と久々に行きたかったラーメン二郎へ。

 この時間でやってるのが池袋くらいなので足を運ぶ。

 

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……。

あ、今日月曜か。

 

 

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大人しく大宮へ行き、松屋で遅めの夕飯。味噌汁がうまい。

3000円の早割で仙台に行けるさくら交通の深夜バスを予約していたのでそれに乗車し、

幸いにも隣が空席だったので、硬い椅子の上で安らかな眠りについた。

 

この日は眠すぎて気力なかったから写真あんまり撮ってないや。

 

つづく